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6-14 人

「どなた様もいつか必ず、帰れますように」

6th-14話「琥珀色の殺人」


多方面に色々とサービス回w 


紅茶

Remembrance---記憶、記念、思い出といっても良い思い出ばかりじゃない、辛い過去も過ちも、逃げ出さず受け止めることから全てが始まるんだ、という、話の内容は実にシンプルだったと思います。

1-07話「殺しのカクテル」の三好さんが再登場するということで、楽しみ半分不安半分、始まるまではなかなか複雑な思いが色々あったわけですが、話としては色々な意味で「殺しのカクテル」の方が完成度は高いし、今でも特にあの話に続編はなくてもよかったとも思うものの、それはそれとして今回の話も、「三好さんの“その後”を想像しやすくなった」ということで、これはこれでアリかなあと思ったのでした。

というのも、個人的には、『殺しのカクテル』の、あの話に先の世界があるなら、あの理由で殺人を犯すほどカクテルを愛していた三好さんが刑期を終えたからとアッサリとバーテンに復帰して客にカクテルを出している姿はちょっとしっくりこないし、刑期よりももっと長い時間をかけてどこかで心の踏ん切りをつけてバーテンに復帰してるという“未来”が一番イメージとしては近いのかなあとは思うものの、それもなんだか三好さんの為の都合のいい想像でしかないよなあとか、かといってバーテンをやってない三好さんというのは一番想像できない部類のものだしと、そういうもやもやが、今回のあの話の内容なら払拭できる、今度は出所してもちゃんとバーテンをやってカクテルを客に出しているという三好さんの姿が素直にイメージできる、あるならあるでその着地点としては悪くはないかなあとか、そんな感想を抱いたのでした。そのかわりにきっちりと「殺人ひとつ・自分を理解してくれるオーナー・現場偽装」と「殺しのカクテル」と全く同じものを等価交換かのごとく事件として差し出させる脚本家の底意地の悪さにも感服ですが。好き嫌いでいうと確実に好きです、今回の話。

三好倫太郎という人は面白いなあというような事も思ったり。
バーテンダーというのは接客業で、お酒と人とを繋ぐ役割の人なわけです。自分自身のカクテルへの誇りを守るために殺人を犯した彼は、今回は恩のある人を守るために酒を偽装工作に使います。そうやって、お酒と人との間を揺れ動く、それが三好さんという人なんだなあと。

ラストのシーン、過去を受け入れカクテルを作る決心をするというのは、そこにつながる全ての事象を、かつて自分が人を殺したという事もその事が原因で今のオーナーが人を殺してしまったという事も何一つ偽ることなく受け止めるという事で、そこには今回の事件だけではなくその前の事件の分のその重さも存在していて、その上で事件のことを知らない藤井詠子に対して、過去を受け入れる決意をした三好に対して、あとは逮捕されるだけの英に対して、まずは右京さんが一番に気を利かせて今だけは三好さんのカクテルを楽しもうと合わせてくれるという、もうこんな瞬間は暫くは味わう事は出来ないだろう、帰ってはこれないだろうということがわかっているからこその願い、「どなた様もいつか必ず、帰れますように」というセリフの、表面こそ和やかだけれどもそこにはやるせなさが漂うというようなシーン・・・・・・というのが話の流れやセリフからはビンビン感じるのに、なんかこう、演出というか、BGMの選曲が合ってない様な感じが。
今期はどうにも、この話に限らずBGMの使用のタイミングとか選曲っぷりとかがおかしいと思うことが多いんですが、なんとかならないかなあ。

その他では、単純に、特命が話の中心になって捜査してると面白いよね、とか久しぶりに思ったりで。捜査っていうか、捜査っていうか・・・・・・酒飲んで煙草吸ってただけですが(笑)。亀山くんがなんか可愛かったです。

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