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『パイナップルARMY』 1巻~6巻(小学館文庫)

/作・工藤かずや 画・浦沢直樹(小学館)

小学館文庫版なんで全8巻じゃなくて6巻になります。
飛び飛びにコミックスで読んでいたもののしっかり全話を読んだ事がなくて、機会があったら揃えたいなーと思っていたその機会に恵まれたので買いました。

自分的には『パイナップルARMY』 は「『MASTERキートン』の前にやってたやつ」という認識で「『キートン』よりちょっと古いけど同じく面白いやつ」という認識の漫画だったんですが、こうやって改めて買い揃えて1巻から最後まで続けて読むと、やっぱり面白くて良かったのでした。

「白の追跡者」「1979年の栄光」「ミュンヘンの休日」「ミラノに死す」「聖者現わる」あたりが特に好きなんですが、満遍なくどの話も良いのですよ。「過去からの男」「シエラ・ネバダの特訓」の教官・ジェド・豪士像を描いた話もよいっすね。


以下は作中で触れられた現実の事件や豪士がかつて参加した戦線についてを時系列に並べた、メモ的な年表です。
無学なもんで、「何とか戦争に参加中~」とか言われてもピンとこないんすよw



連載期間 1985年~88年

作中で特に年数の記入がなく「15年前」「5年前」などのように書かれているものは、連載時の年数を基準に計算しています。


70年 
 サイモン教官死亡(1巻04話・十五年間の悪夢
 ベトナム・前線の村で小東夷に襲撃される(6巻10話・竜韜部隊)
71年
 ベトナム・クァンチにて瀕死の重傷を負う(4巻3話・ドクター・スタージェス)
72年 
 ベトナム・ボンソン北方にて『マッシャー作戦』参加(1巻2話・偽りの英雄)
73年
 ベトナムから帰還後、アメリカ傭兵部隊へ入隊
 米国・シエラネバダ山中でスピノラ将軍配下のポルトガル人を訓練(4巻11話・シエラネバダの特訓)
74年
 ポルトガルにて軍事クーデター。カエターノ首相は投降し無血革命【カーネーション革命】
75年 
 04月30日サイゴン陥落により【ベトナム戦争】終結
 ザイール・イエボア族百名に訓練指導(1巻8話・過去からの男)
 アンゴラ・アンゴラ内戦に参加(3巻11話・ザルネンの感謝祭)→11月
77年
 英国・アフリカ戦線で負傷し1年ほど英国滞在中、チェコ人リグビーと知り合う(5巻12話・泣く男)
79年
 エルサルバドル・傭兵キャンプに参加(3巻2話・ミュンヘンの休日)→1月
 リビア・『オマー・ジンガリ救出作戦』参加(2巻8話・1979年の栄光)→春
 傭兵からインストラクターに転向
 エルサルバドル・企業支配人一家誘拐事件で現地人訓練に参加(6巻3話・ラストオーダー)
80年
 ロメロ司教暗殺・政府とFMLN間の対立深まる【エルサルバドル内戦】
81年
 エルサルバドル・内戦に参加(2巻5話・コパンの壁
 エルサルバドル・政府軍のインストラクターとして参加中ジャネットと出会う(4巻6話・戦場に咲く花)
82年
 03月19日~06月14日【フォークランド紛争】勃発→終結


セブンコーラの支配人一家誘拐事件は傭兵時のものかインストラクター転向後なのか正確には不明なんですが、6巻6話「暗い日曜日」にてパリ郊外に住むキースの妻に彼の死を伝えたのが3月、「ミュンヘンの休日」で“ケルンの男爵”ことハンスと知り合ったのが1月、同じ話の中で「その年の春にトーマス・フェルドマン大佐の作戦に参加するためにロンドンへ向かった」とあるので、「ミュンヘンの休日」と「1979年の栄光」との間に「ラストオーダー」の事件があるとは考え辛く、こういう順番になりました。

その他、75年のザイールとアンゴラ、81年のジャネットと知り合ったのとジュディの父の勤める会社の重役が雇った傭兵さんの「世界で俺が認める戦争のプロベスト3」にランクインされた(笑)のとの後先関係も不明なんですが、75年の方はアンゴラが11月なんで、多分ザイールで死刑確定のお尋ね者になった方が先なんじゃないかと。

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