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新・科捜研の女2 FILE.8(再)

File.8 15年前の鑑定ミス!?マリコの父が殺人犯

この回はマリコさんの父・榊伊知郎さんの話です。
新の2期目を見るのはこの話が初めてなんで、『新1』のゲスト木場刑事の時と同じくマリコさんのお父さんが新所長としてやってきた謎とかまったく引っ張る余地なくいきなり知ってしまったのが実にもったいなく、損している感じです。


で、今回はそのマリコさんの父のドラマ部分がメインなんで、いつもの『科捜研』よりは科学捜査トリビアは少なめですかな。それでもDNAデータベースとか2005年の時事ネタが早速取り入れられてたりするんですが。

ストーリーは、事件と3組の夫婦像を通じて「科学者としての榊伊知郎」と「家族の中の父・夫としての榊伊知郎」の両方の面から榊伊知郎という人間が描かれていました。過去の自分の鑑定は正しかったのか誤っていたのか、そのせいで親友の命を奪う結果になってしまったのか。苦しみながらも科学者として真実から決して目をそらさず向き合おうとする榊所長の姿と、そんな夫を支える妻、そんな父を目標としてきた娘の物語です。
まあ、そちらの方は「マリコさんの父なんだし、どうせ鑑定ミスじゃなかったんだろ」と思いつつも「榊所長ガンガレ」と応援したり、マリコ母とのやりとりに(*´∀`*)ポワーンとなったりという製作サイドの思う壺な感じだったんですが、ドキッとさせられたのは殺人事件の方。それまであれだけ榊伊知郎の物語と絡めて「学者として真実を追究する姿勢」や「夫婦愛」「榊伊知郎の友人・小山内」の話を描いておきながら、それらの要素が犯人の方の視点に立つとまったく別の像を描き出す。まるでマリコさんが科学についてそう語るのと同じように「考古学者として真実を歪める訳にはいかない」と小山内が言った時に視聴者が抱く気持ちというのは、むしろ犯人側のそれに近いんじゃないだろうかと【*1】。ここら辺のそれぞれの立場の違いの描き方が、単純に「マリコ父は鑑定ミスをしてなかったし、小山内は捏造なんてしてませんでした。めでたしめでたし」ではなくて良かったなあと思いました。
真実を知って「夫を信じてやればよかった」と仏壇に報告する小山内奥さん悲しい・゚・(つД`)・゚・

「父さん、母さんと離婚しようと思うんだ」とか、そういう話は家でやれ! 家で!

マリコさんの母・いずみさんから『相棒』の1st-04話「下着泥棒と生きていた死体」(同じ櫻井脚本回です)の美和子の「薫ちゃんぐらい私が食べさせてやるよ」と同じ「食べさせてやるわよ」発言が。面白いのは、同じセリフであっても美和子の時は上に逆らってでも正しいことを貫こうとする亀山を力強く後押しするセリフ、マリコ母の場合は悩んで悩んで一杯一杯になってる夫を優しく包んであげる愛と、同じ女性側からの「私が食べさせてやる」というセリフでも、なるほど、違うんだなあと感心。
この時のいずみさんと榊所長とのいちゃつき具合というか甘甘っぷりが二人ともたまらなく可愛くて良いですよ。見てるこっちが恥ずかしくなるっていうか、娘も見てるし!
「同じセリフ」というと、言葉こそ違えど小山内の奥さんが小山内に向けていった「もう考古学やめて、静かに暮らしましょうよ」というセリフもそうかなと。奥さん側からの、旦那さんへの仕事やめてもいいよ発言。結局自殺ではなかったとはいえ、奥さんの言葉は小山内旦那さんにはどんな風に届いたのか。

【*1】具体的に言うと「うるせえ! てめえの事情なんか知るかヴォケ!」みたいな(笑) 

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