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『相棒 警視庁ふたりだけの特命係』

/脚本・輿水泰弘 ノベライズ・碇卯人 (朝日新聞社)

予定の発売日は10日の水曜日でしたが、なんか、土曜日出勤で会社に行って帰りの本屋で偶然発見。昨日の帰りにはなかった(はず)んで休日出勤もまあ悪くはなかったなとめぐり合わせの神様に感謝。

で、気になるノベライズ化の感想ですが、なかなか良かったです。
予想の範囲通り内容は「土ワイそのまま」なんですが、そのままなだけに「再放送やらねえ! 近所のレンタル屋にも置いてねえ! DVD-BOXは高くて買えるか!」って人には「じゃあ小説買え」と素直に勧められる出来上がりになってました。土ワイ時代のあらすじを手っ取り早くざっと知りたい人には丁度いいんじゃないかとか(もちろんいつかはちゃんと再放送なりレンタルなりDVDなりで見て欲しいところではありますが)。

一方で、あの内容が文章化されたらどうなるのか、という興味の方で土ワイ版3作を知ってる人にもお勧めできると思います。解決への捜査の複線方面とか、内容を知っていると、ああ、これがアレだな、というのでニヤリと出来たりとか。

テレビドラマのノベライズ化なんで、映像がない分説明調子な文章が多いかなあとか、土ワイ3本分を一冊の本に纏めてるんで色々シーンが端折られたり説明も纏められてたり(主に美和子の出番が!)、輿水脚本独特の台詞回しの面白さやら登場人物の会話のやり取りの面白さといった味も同じ理由で少なくはなってるんですが、抑えておいて欲しいポイントはちゃんと押さえておいてくれてたり、ドラマでの右京さんや亀山の表情や演技から汲み取れる微妙なニュアンスを拾ってくれてたりと、そういう部分が良いです。

逆に、『相棒』を全く知らないとか、1話たりとも見たことがないという人にはあまりお勧めできないかもと。小説としてみた場合は、本当に普通な感じなんで。

あんま他のドラマのノベライズ化モノを読んだことがないのでこれが「ドラマのノベライズ化界」の中で良い部類なのか悪い部類なのかといったようなことはわからないのですが、普通のいち『相棒』好きが読むそれとしては「なかなか良い感じじゃね。雰囲気出てるし」ぐらいの手ごたえはありましたです。土ワイの内容を、ああそうだそうだった、と思い出すこともありましたし、面白かったです。
これを布石に、シナリオ集とか出してくれたら最高なんだけどなあ~とか言ってみる。
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